フルートとは？
「フルート」とは、ダンボール板の種類を表しており、ダンボールの波型部を構成する段の高さによって、色々な種類がありますが、主なものは下記の4種類になります。
Aフルート
段が高いので緩衝性（柔らかさ）を持ち、垂直方向への加圧に強く、箱の積み上げにも強いです。一般的な外装箱に一番多く使われています。
AB（W）フルート
Ａフルート（5mm）とＢフルート（3mm）を貼り合わせたもので、強度があり、重いものや貿易物に使われています。
Bフルート
段が低いので平面的な衝撃に強いです。瓶詰商品や割れ物商品の内装箱に多く使われています。
Eフルート
比較的使用頻度が低い。約1.5mmの厚さで、化粧ケース（合紙）によく使用します。 Bフルートより高価です。
ライナの種類
ライナーの紙質のランクは以下の5種類で、硬さの表現としてC5～K7まであります。一般の配送用に多く使われているのは、Kライナーです。
| C5 | 古紙含有率90％です。洋服・バッグなど軽量物の梱包、その他仕切りやパットにも利用されます。 |
|---|---|
| C6 | C5より強度が強くなりますが、最近は需要が減りK5で代用されています。 |
| K5 | この材質は小さく壊れやすいものを梱包するのに適し、外部の印刷もしやすく綺麗な仕上がりになります。 |
| K6 | 強度を必要としている箱に使用されています。荷物を積み上げた時にも天面（蓋）が潰れにくく、特殊形状の梱包に優れています。 |
| K7 | 輸出用や重量のあるものに使用されており、オーダーで作られることが多いです。 |
強度について
